初めての壁

「20代のうちにたくさん悩め!悩め!」

これは友人が教授から言われた言葉だ

 

わたしも非常に同感(どの立場から)である

ということでこの道を選んだわけであるが、実際自分が悩みの渦中にあると

てんで駄目人間になってしまうのである

 

いつもは自信満々に生きているけれど

「こんにちは」と急にネガティブな自分が現れて

自分はなんでこんなに駄目なんだろうと落ち込む

落ち込んで悩んで見て見ぬ振りをすることもしばしばある

 

今回はイラストに関して、初めて大きな壁にぶつかった

うん、前々から気付いていたんだけど

授業の中でそれを指摘されて、涙が出そうになるのを我慢した

それでもその時言ってもらえなければずっと見て見ぬ振りをしていたかもしれない

 

わたしは「好きだなあ」と思う作家がいると猛烈にそれを欲してしまう

彼らの色やタッチ、世界観、全てが欲しくなる

そうして彼らの絵に似せて描くのが、今までわたしがして来た絵を描くことだった

いつも誰かの真似をして、そうなるのを夢見ていた

 

だから自分しか描けない絵というものがない

自分の個性はない

どこかで見たことのある絵をひたすら描いている

 

授業の中でそれを指摘されて、初めて気がついた

”絵を描くことを楽しんでいない”と

 

自分の世界観を追い求めるばかり、おろそかになったのは絵を描くことを楽しむこと

最初に「絵を楽しむ」「絵が描ける」があって「自分の世界、タッチ」が生まれるのだ

絵も描けないのに「自分の世界」は生み出せない

 

だからわたしは「絵を描く楽しみ」を見いだすことから始める

順番が逆だろと思うかもしれないが、わたしはやっとスタートラインに立ったのだ

 

図工の授業が楽しかった小学生の頃のように、毎日が図工の授業だと思えばいい

 

これはわたしがクリエイターになろうと決めて、初めてぶつかった壁である

それをここに残しておきたい

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